でじかめ日記

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印象派

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 展覧会に行くたびに、絵はがきを手当り次第に買う趣味のあるわたし。
 わたしのコレクションの中を探してみたら、ありましたよ。
「バジールのアトリエ」byバジール
 わりとお金持ち(?)のバジールは自身も画家で、友達の貧乏画家たちの絵を買ってあげたり、出資したり、アトリエを貸したりしていた人です。
 そんなわけで、ここに描かれている人たちもお友達の画家ですが‥‥えーと。わたしも貧乏なので、展覧会に行ってもカタログを買わないから、誰が誰やらわからん‥‥
「印象派」のキャスティングで、いちばん背の高いリチャードさんを起用した理由が身長なら、絵の中央で背を向けている人がモネのはずですが。

 ‥‥ぐぐったら違った。
 なにー! このでかい男が、自分の絵をマネたちに見せているバジール本人だとー!
 いいや。この身長は絶対におかしいね。役者と違いすぎる。

 まあ、それはおいといて。

 3本目も見終わりました。リチャードさんは、かなり年をとってからのモネも演じているんですが、お肌がきれいすぎるので、老けた青年にしか見えない。
 しかし逆に、青年時代は‥‥老けた青年にしか見えません(笑)。うーん。

 これはあまりモネさんは出てこなくて、セザンヌの話がメインでした。セザンヌとゾラの確執とか、知らなかった〜。そしてセザンヌからキュビズムの流れにいったんですね。

 ジヴェルニーの家、というか庭がたくさん出てきました。行ってみたい! あれ、本当にジヴェルニーで撮影したのかな〜。とってもきれいなお庭です。
 観光スポットになっていて、はいれるならぜひ行ってみたいですが、子孫が住んでいたりするんだろうか。

 とりあえず、こんなにすばらしい番組を見たのはひさびさでした。
 絵に興味なくても、旅行番組としてもおすすめですよ。実際、これでちょっと印象派の流れをつかんでからパリに旅行に行くと、旅行そのものが楽しくなると思います。
 マジで、このDVDと出会えるきっかけができたから、リチャードさんのファンになってよかった、と思いました。
by nakamurayuki | 2010-05-25 21:22 | DVD&CD | Trackback | Comments(2)
Commented by オペラ&猫大好き人間 at 2010-05-25 22:31 x
「印象派」は近所のツタヤにはなかったのですが、大きいツタヤも時々行くので、そのとき探してみます。

そのバジールの絵は遠近法がおかしくないですか?
バジール以外の人がみんな小さく描かれていて、ピアノを弾いている人なんかほんとに小さいですよね。
背が低いというよりは、小さく描かれてる感じがします。
部屋全体もちょっと変な感じがしますね。そういう個性の画家なのでしょうか。

ゾラまで出てくるんですか。ますます見たくなりました。
Commented by nakamurayuki at 2010-05-26 21:00
じゃあ、わざと本人だけ大きく描いているんでしょうか?
たしかに壁とかちょっと変かも‥‥バジールの絵はがきはこれ1枚しか持っていないんですよ。偶然。
このDVDではバジールという人が印象派を作ったかなり重要なポジションにいたことがわかるので、この画家さんにも興味を持ちました。
ゾラでてきますよ〜。むしろセザンヌを演じた役者さんの落ち武者っぷりが本人にそっくりですごいと思いました。