イタリアにはあちこちの街に「エルボリステリア」と呼ばれるお店があります。
ハーブやティザーヌ、自然派コスメなどを売っている、「生活の木」「ハウスオブローゼ」と漢方薬局が合体したようなお店です。
で、シニョーリア広場から、さっきのリヴォワールの脇の小道にはいってすぐのところに、エルボリステリアがあります。
ヴェッキオ宮殿の名を冠したお店です。ここはかつてメディチ家御用達だったそうで、そのころの伝統的な製法や香りの石鹸やローションなどが売られています。
家では、「料理は妹、洗い物はわたし」という役割分担をしているので、ハンドクリームが必需品です。ここでハンドクリームを記念に買っていこうと思いました。
英語とあやしいイタリア語とジェスチャーでどうにか買い物完了。
「えーとえーと、ローザ、えーと、ローション(顔に塗るジェスチャー)」これで買ってきたのが、左のバラの化粧水です(笑)。ひどいな、おい。
「ハンドクリーム、ローザ」と言ったら、ちゃんとバラのハンドクリームを買えました。よし!
「せっけんはなんつったっけなー。ああ、サポーネ?」そしたら、箱の前に案内されました。いろんな種類の石鹸があったので、がさごそと選びます。
そうだ、女の子たちのばらまき土産にちょうどいいから、この石鹸を少し余分に買っていこう。これと何か、かわいいハンカチとかお菓子とか、組み合わせて配ればいいや〜、と何種類か購入。
‥‥結果的に、組み合わせるためのおみやげをまったく買えなかったので、石鹸だけを配ることになりましたけどね‥‥しかし、ここで石鹸を買ってなかったら、ほんとに何も配れませんでしたね〜(笑)。
カテリーナ・ド・メディチという香りは、このお店の伝統的な香りだそうで、石鹸や香水がありました。珍しいので買ってみました。あとはバラとかラベンダーとか。
店員さんに「ギフト?」と聞かれたのでうなずいたら、紫色の袋にひとつひとつ包んでくれました。いやん、かわいい〜。
向かいのアイスクリーム屋さんで水を買って、部屋に戻ってから、さっそくハンドクリームを開けて使ってみました。イタリアは乾燥するので、ちょっとお肌がかさかさになってきたのです。
ぬりぬりぬり。
おおう、すべすべになるね〜。ベースにオリーブオイルが使われていて、その匂いがちょっと強いので、オリーブオイルの匂いが苦手な人にはむかないかもしれませんが、おててはしっとりつるつるですよ。
ちっ。もっといっぱい買えばよかった。