ベッキオ橋が見えます。あそこまで歩くのか‥‥
いや、回廊がけっこう長いのは知ってたんですが、キロ単位だとは思っていませんでした(笑)。
ベッキオ橋の上に到着〜。もともと、この窓はなかったそうですが、ヒトラーが来る時に、ぜひフィレンツェのもっとも美しい光景を見せようと、ここに窓を作ったそうです。
これはヒトラーも見た光景。
そして、この光景を愛したヒトラーは、敗戦の腹いせに川にかかる橋をすべて爆破したのですが、「ヴァザーリの回廊だけは爆破してはいけない」という命令を出したそうな。
この窓が回廊を守ったのでした。
下に見える像は彫金師のなんとかさん(笑)です。
このヴァザーリの回廊は、ハプスブルク家のお姫様をお嫁さんにもらう時に、「なにか姫君に自慢できるものを作らなければ」と作ったものです。そして、ベッキオ橋の上はもともと市場でしたが、もっと高級な感じにしようと、彫金師を集めて、きんきらストリートにしたそうな。
下を見ると、金細工のお店がたくさん。
この窓の下がカーブしているのが見えますね。これは丸い窓で、「コジモの目」と呼ばれています。コジモ1世がこの窓から街を見ていたのです。
きらきらきら。
欲しい。