エリーザベトの夏の離宮。
前回も行ったのですが、やっぱり中は撮影禁止なので、あまり写真は残っておらず。
とりあえず、中庭に出て、写真を撮ることにしました。
そして、前回、来た時には、中がほとんど修復中で、わりとがらーんとした倉庫っぽいところに、肖像画をいっぱいかけてごまかしている感じがしましたが、今回はかなり修復が終わって、調度品などをきちんと入れて、部屋が作られていました。はいれるスペースも倍くらいに増えていた。
でも、まだまだ修復中です。というのも、社会主義だった時代には、この宮殿がソ連軍のものだったので、どんなにこわれてもハンガリーが修復をすることができなかったからです。
そして、ソ連軍がひきあげていったあと、超ぼろぼろになった宮殿を、ようやく修理できるようになったのだとか。
この中庭の外に広がる運動場のようなところを撮ってみましたが、
花壇が荒れている‥‥
また数年後に行くと、もっと修復が進んでいると思います。
この宮殿はもともと、この地の貴族が建てたものですが、3代目が破産して手放すはめになり、紆余曲折を経て、フランツ・ヨーゼフ皇帝のものになりました。
木が倒れかかっていますが、「陛下のご威光をおそれて、木もおじぎをしております」と、そのまま引き渡された‥‥らしいんですが、あの木はそんなに年をとった木なのかなあ? なんか細すぎるような‥‥
ギフトショップは、なんと前回よりもパワーダウンしていて「しょぼさに拍車がかかっている」と思いましたが〜。グッズ少ないよ! ヘレンドの飾り物で適当にごまかすのはやめようよ!