カフェ・ザッハ。
テラス席があります。
ちょうどおやつ(ヤウゼ)の時間だし、混んでいるかな〜、と思っていたのですが、先日のデーメルのように、すんなりはいれました。でも、部屋の中は満席だったので、テラス席へ。
これがメニューです。
しかし、わたしの坐った席は、ちょうど中と外の境い目くらいだったので、席についたまま、こんな写真も撮れました。
さて、ザッハトルテですよ。とりあえず、小腹がすいているから、半分くらいなら食べられるだろう。まあ、写真くらいは撮っておきたいし!
だが、コーヒーは無理、と判断し、ザッハのオリジナルティーを頼むことに。
なんか、いろいろおもしろいお茶もあるんですが、このセンチャ センパイというのが、いちばんミステリアスでした。
先輩? 千杯? ううーん、ちょっと飲んでみたいけど、けっこうなお値段。500円もはらって、普通の煎茶だったらショックだし。
いやっほー! これだ! ウィーンだ!
やっぱり、観光客はこーゆーのを喜ぶ。
ザッハトルテ。本物だー。
なんか、実物を間近で見たら、けっこうおいしそう。うん、半分くらいなら、いけるでしょう!
わお、すてきすてき。ティーバッグじゃない紅茶が!(いや、まあ、ポットの中にティーバッグははいってるけど)
そして、銀のトレーに、スプーンがのったおひや、そして、レモンが贅沢!
ザッハトルテが4.90ユーロ。
紅茶が4.80ユーロ。
というレシートが、テーブル左上に見えている小さいグラスに、すっとさしこまれたので、ケーキを食べる前に、チップこみで10ユーロ、テーブルの上においておきました。
通りかかったおじさんが、それを見つけて、さっさとお会計してくれたので、帰りもスムーズでした。
せっかちな日本人には、この要領のよさがありがたかった。お会計って、けっこう待たされるんですよね〜。
そして、ケーキのお味ですが。
‥‥おいしい。
意外とくどくないし、甘みもしつこくないし、チョコレートも上品で、ケーキがジャムでしっとりしていて、おいしい〜。
ぱくぱくぱくぱくぱくぱく。
はっ! 完食してしまった!!!
え〜! すんごくおいしい!
ザッハトルテ、こんなにおいしいとは思わなかった!
のちに心配していた胸焼けもいっさいなし。
大きさも、それほど大きくなかったし、また食べたい!
うわ〜、これ、家にいっこ、買って帰ろう〜。
有名なエリーザベトの肖像画をぱちり。
なんたって観光客のメッカなので、陽気なアメリカ人が入れ替わり、立ち替わりで、席を立って、フラッシュぱしゃぱしゃたいて、写真を撮りまくっています。
とても居心地がよかったです(笑)。わたしが写真を撮っていても、全然、浮かないもん〜。
実はザッハトルテをどうしても一度は食べてみたいと思った理由は、ルド様でした。
ザッハトルテは毎日、フランツ・ヨーゼフと、ルドルフ皇太子夫妻の食卓に供されたそうなのです。
ルド様も食べたザッハトルテ! それは絶対に食べてみなければー!
というわけで、チョコケーキ苦手のわたしにも、チャレンジする機会が与えられたのですが、食べてよかった!
おいしい〜。
ありがとう、ルド様!