おおかみかくしは、最初のハカセ君ルート以外は、全然、分岐のないサウンドノベルでした(笑)。気軽にボタンを押して読むだけなので、とてもラク。
で、前回書いた、
別視点ルートその1 おもしろくて、感動&切ないエンド
に続いて、
別視点ルートその2 おもしろくて、感動&切ないエンド
別視点ルートその3 おもしろくて、感動&切ないエンド
別視点ルートその4 おもしろくて、続きに期待エンド
回答編 う〜ん。なんかずいぶん簡単にまとめたな〜。一応ハッピーエンド。
という感じでした。
別視点ルートは全部、あたりでしたね〜。
主人公視点の話が、別の視点から語られていくと「あの時、このキャラはこんなことを考えていたんだ」とか「こんなひどいめにあってたんだ」ということがわかって、ぞーっとする、というところに、セイヤーズの某作品の感じが‥‥しなくもないです(むりやりミステリにしなくても)。
回答編は、まあ‥‥ハッピーにまとめるためには、ああするしかなかったんでしょうが、ちょっとキャラの性格とか設定が、それまでとはずいぶん変わりすぎているような‥‥
まとめかたがちょっと、「いくらなんでも、それは無理」というほど、あっさり解決しすぎ。
そんなに簡単な問題ではないはず〜。
しかし、最後までプレイしてみれば、「おもしろかった」という感想が残りました。
いろいろなテーマがもりこまれていて、読み応えがあったし。テーマの置き換えのアイディアが秀逸で、男性が読んでも「そりゃ〜、気持ち悪いだろうな〜」と思うのでは。
というわけで、「ひぐらし」のコミックス、最初の2冊だけ買ってみました。
一応、原作のゲームを持ってはいるけど、「おおかみかくし」みたいに何時間もだらだら、萌え会話を読むのはイヤだし、ただのホラーならコミックスで読んじゃえ、と思ったのですが。
おもしろい! こっちはちゃんとミステリーになってるよー!
で、アマゾンのレビューをたしかめてみたら、「原作の雰囲気をよく伝えて、上手にまとめてあるけど、やっぱりダイジェスト版」という意見が多数。
‥‥やはり原作のゲームをやるべきなのだろうか‥‥
うーん。悩む。