先日の写真はおとなりのサンマルコ寺院で(笑)、こっちが本物のドゥカーレ宮殿です。
ここにもライオンさん。
やっとはいれました。中庭。
おとなりのドームは修復中〜。
でもすてき。
階段をのぼります。このあたりまでは撮影できますが、宮殿の中にはいってからは禁止です。
とりあえず、このあたりの天井を写してみます。
超豪華。
もちろん、撮影禁止部分も豪華ですよ。
きんぴか。
床はモザイクです。
ヴェネツィアの古い建物には、たいらな床はないそうです。海上都市なので、地盤や海の動きで床がずれて、ななめになったり、うねうねしたりしています。そして、わざとしなるような造りにしてあるので、ちょっとしたことで地震のように建物が揺れますが(ほんとに揺れてた)、そのおかげでこんな巨大な宮殿がいつまでも長持ちしているそうです。耐震構造みたいなものですかね。
で、床がしょっちゅうひび割れてしまうので(ずれるから地割れができる)、広い床は大理石のくずを練ったペーストでだーっとおおってあり、ひびがはいったら、同じようなペーストを塗り直して補修できるようにしています。生活の知恵。写真禁止だったのでその床は撮影できませんでしたが、白や黒や茶色のつぶつぶが一面に広がっている、と言えばわかるでしょうか?
ここは宮殿と牢獄を結ぶ「ため息橋」の中です(この窓からの撮影はできます)。
牢獄の中も見ることができます。じめじめとして狭くて暗いので、囚人はたいていすぐに病気になって死んでしまったそうな。
とはいえ、生きて出られる囚人もいました。そのまま死刑場行きのこともありますが。
これが囚人が最後に見た光景です‥‥うう。橋が補修中で、まわりに青いシートが!
ズームでごまかす。
中をぐるっと見学して、再び中庭に出てきました。
大広間が特にすばらしかったです。時間があったらぜひ!