ベルニーニパレス・ホテル。すばらしいロケーションのホテルで、もとは議員宿舎だったらしい。
ゴージャス。
ゴージャス!
おとなりが、なんとかいうむかしのお役所で(笑)、議員さんが通っていたそうな。
なので、このホテルの中は貴族のお城か?というほど、超りっぱなのでした。ただ、凝った造りなので、バリアフリーという言葉の対極にあるホテルでした。エレベーターが、階と階の間に停まるので、エレベーターをおりたら、階段をのぼらないと部屋にたどりつけないのです。車いすの人とかは、あらかじめバリアフリーの部屋を頼んでおかないと、外出がたいへんです。
それでも、ロケーションはほんとにすばらしくて、これがホテルの玄関を出て映した光景なのですが、この短い道をすたすたと歩いていくと、
広場に出ます。これが有名なシニョーリア広場です。
ここからはウフィツィ美術館やベッキオ橋に簡単に歩いていけます。
いまの路地は、このポセイドンの横にあります。彼を目印にすれば、ホテルに簡単に帰れるのね、よしよし。
いま、こうしてあたりの地理を頭にたたきこみながら、ふらふらと出歩いているのは
フィレンツェのホテルに到着して、母親が部屋で休んだり、荷物をほどいたりしている間に、わたしひとりで、お水を買いに出てきたからです。
ついでに、おかーさんがそばにいたら「くだらないものを買うんじゃない!」と怒られそうなので、このすきにお店を見つけて雑貨を買うつもりでした。くくく。
まあ、とりあえずお水を売っていそうなお店は〜、ときょろきょろしていたら、
スーツケースが水浸しになったご主人を見捨てて遊びに出て来たマダムと遭遇したり、
写真を撮りに出て来た人と会ったりしました。
ここはカフェ・リヴォワール。チョコレートの専門店です。シニョーリア広場の一角にあります。
出発前から「ここでホットチョコレートを飲むんだ!」と楽しみにしていたのですが、この時は店、しまってました(笑)。
まあ、軽食もおいしいって、るるぶか何かに書いてあったから、フリータイムにここで食べてもいいかな、とメニューの写真を撮っておきました。
が。
結局、ここにはいることはできませんでしたね〜。ていうか、フィレンツェでは結局、すてきなカフェにはいることができませんでしたね〜。いっぱいメモっていったのに(笑)。