最後の晩餐なので、ちょっと高級なレストランです。ベルビュー、という名前の通り
王宮が見えるレストラン。
デートや、お誕生日に使われるようなレストランらしく、そんな人たちばかりでした。
店員のひとりの頭が、あきらかにむかし懐かしいベッカムの髪型そっくりで、顔もわりと似ていたので、「あら、ベッカムがいるわ」「ベッカム」「ベッカム」とみんなでこそこそ言ってたら、なんか嬉しそうに笑っていました。みんなに言われるんだろうなー、彼。
イタリア旅行でも最後のレストランはミシュランの星つきだったんですが、ここも同じで、「まあ、おしゃれだけど、むしろ田舎で食べた素朴な料理の方がおいしいね」という感じでした。
雰囲気代ということで。
以外と品数は少なくて、このミルフィーユサラダと
お肉だけで
デザートになりました。
「そうか。シガー(葉巻)と書いてあったのは、葉巻型のお菓子ということだったのか」
この中にアイスクリームがびっちりつまっていたのですが……
……ハンガリーとチェコのアイスには砂糖が致死量はいっているねー。
ひと口で終了。
ツアーのメンバー3人がお誕生日(すごい偶然)だったので、サービスの花火アイスクリームが出てきました。
ほかのテーブルにもこれが運ばれてきていたので冒頭の、お誕生日のお祝いに使われるレストランなのね、という感想になったわけです。
ところでこのレストランは、料理はたいしたことがなかったものの(ひどい)、トイレがすごかった。
わたしの前にはいった人たちが「トイレがすごいわよ」と笑いながら戻ってきたので、どういうことなのか、と母とふたりで行ってみたら、なんと。
個室のドアがくもりガラスでした。
ま、まあ。くもりガラスだし。大丈夫だろう。
と、まず母親を中に入れて、ドアの前で待っていたのですが、スカートをまくる動作とか、かなりはっきり見えるんです。
うわ〜、ちょっとこれはいや〜。
そう思いながら、中にはいってみたのですが、なんと内側から外は見えない。
これ、ガラスのおもてと裏をまちがえたのか?
それとも防犯上の理由なのか?
すけすけトイレの店、としか、いまはこのレストランのことを覚えていません(笑)。