でじかめ日記

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オペラハウスでオペラ

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 チケットです。この日は「愛の妙薬」という、ライトで短めのコメディでした。
 わたしは明るい馬鹿騒ぎ系のお芝居が好きなので、この演目はありがたい。
 まあ、オペラハウスに詳しいかたならこのチケットを見ただけで、ほほー、そのへんの座席か、とわかるでしょうが、たいへん上の方の安い席です。
 Balkon Halbmitte Links
 5列目の1番。
 いいんだもーん。全然、舞台が見えなくたって、聞こえればいいもーん。
 どうせ、オペラはそんなに詳しくないし、いい席に坐ったとしても、まさに豚に真珠状態。

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 そして、安いチケットでは、中央の階段からのぼらせてくれないのでした。階段をのぼったら、上じゃーみんな一緒なのにさ、ちぇ。帰りは中央から帰ってやる。

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 ふうう。やっと二階までのぼった。

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 見下ろす中央階段。

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 2階には、ドリンクや軽食を楽しめるところが。

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 しかし、ザッハトルテで、いまだにけっこう、おなかがいっぱい。

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 ここからテラスに出られます。ウィーンの4月は日が長い〜。

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 テラスの天井。

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 うーん。ファッションの参考にならんな。
 男性のドレスコードはこんな感じ。
 女性は、銀座にお出かけレベルでオッケーです。あまり気合いを入れると、かえって浮く。
 特に安い席では。
 さて、まだまだがんばって、登山を続けなければ! なんたって、わたしの席はバルコンです。ずっとずっと上なのです!

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 ‥‥ぜいぜいぜいぜい。ここ、何階だろう‥‥つ、疲れた。

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 さっきはるか上に見えた絵が、こんな真正面に。

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 これでも最上階ではないんですよねー。このさらに上に、ガレリーという、天井桟敷?があります。足腰が丈夫でなければ、安い席に坐れない〜。

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 エレベーターとかあるのかなあ、車椅子の人向けに‥‥お年寄りのかたがたも、がんばって登山をしていました。

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 わたしの席のある区画の最前列から、右方向を撮ってみました。
 上から2番目の階が、わたしと同じ階です。

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 下を見おろすと、こんな感じ。ブダペストより、やっぱり大きいなー。

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 わたしの座席は、写真の中央の席。ショルダーバッグのおばさまの隣です。
 列のいちばんはじっこだったので、幕間にドアを飛び出し、すぐそこのトイレにダッシュすることができます。

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 椅子に坐って、舞台を見て撮りました。思っていたより、舞台が見えますね。
 いざ幕があがると、舞台にはかなり奥行きがあって、奥の方で演じられるので、左側の一部がちょっと欠けるくらいで、ほとんどが見えました。

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 わー、あそこはすごく高い席なのかしら。

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 これは座席の前にある、字幕です。わたしは自然に字幕が流れるものだと思っていて、最初は放置していたんですが、始まって15分くらいしてようやく、「そうか。ボタンを押して操作しないと、字幕は流れないのか」と気づき、あわてて手探りで、中央のちっちゃいボタンをぴこぴこ押して、英語字幕を出したり。

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 これはカーテンコールの写真。上演中は撮影禁止です。

 オペラの感想ですが、こんなに楽しんだオペラは初めてでした!
 ブダペストの直後だったということもありますが、それ以前に2度ほどオペラを見た経験からいっても、とにかくレベルが高い!
 ド素人のわたしでさえわかるほど、オーケストラも歌い手もすばらしい!
 まあ、来日公演の場合は、たぶんコーラスの人数がかぎられてしまうこともあるのでしょうが、とにかく大人数が出てきて、わっしょいわっしょいな展開でした。こんなに大勢の人が舞台の上で歌って踊るオペラ、初めてだ〜。宝塚みたい。
 あと、これは演出が上手なのか、「愛の妙薬」だからなのかはわかりませんが、とにかく息つくひまなく、どんどんリレーのように歌がつながれていって、まったく間があかない。
 いままでオペラを見ている時には、途中でときどき退屈していたんですが(ブダペストの場合は、字幕がマジャル語オンリーというハンデもありましたが)、今回は一瞬も退屈しなかったんです。
 なんたって、上演中に一度も「トイレに行きたい」と思わなかったのが、その証拠(笑)。
 そして、ラッキーなことに、今回の主役ネモリーノを演じたJuan Diego Florezさんはとても上手な人だったようです。
 わたしも、途中から「この主役の人の歌は、聞いていてとても気持ちがいいなあ」と思って、彼のソロになるたびに、喜んで聞いていたのですが、お芝居が進むにつれて、主役が歌うたびに拍手がどんどん増えていきます。
 そして、ラスト近くのソロでは、お芝居でぶっ倒れた主役にみんながいつまでも拍手をあびせ続けるので、とうとうもう一度、立ち上がって、同じ歌を別アレンジで歌ってアンコールにこたえないと、芝居が進まない、という事態になりました(笑)。

 本当に、本当に、寝てもいいや、というつもりで、ひょいとはいっただけでしたが、オペラをウィーンのオペラハウスで見てよかった!
 初めてですよ、もう一回、オペラを見たいな、と思ったのは。

 とはいえ、わたしのオペラレベルはたいへん低い。
 次に見たいのは、やっぱりにぎやかで大衆的な、ぱぱぱぱぱぱげーの、です。
 何年後になるかわからんが、絶対、またウィーンで見るんだ!
by nakamurayuki | 2009-05-01 20:51 | 中欧2009 | Trackback | Comments(2)
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Commented by オペラ&猫大好き人間 at 2009-05-02 02:45 x
オペラ、楽しまれてよかったですね~。
そのフアン・ディエゴ・フローレスって、日本でも大人気な方のようですよ! CDやDVDも出てるようです(URLにはっときました)。
実は最近はオペラ、まったく見に行ってなくて、新しい歌手は詳しくないんですが、フローレスは顔も美形だし、実力もすごいみたいですね。ペルーの出身だとか。
ヨーロッパのオペラハウスは客席は縦に高くて奥行きはないので、日本のどでかいホールより舞台が近いんじゃないでしょうか。音響もきっとよかったでしょうね。
Commented by nakamurayuki at 2009-05-02 11:07
 わー、有名な人だったんだ。まさに豚に真珠(笑)。全然、知りませんでした。
 でも、本当にこの人の声だけ、別格!に響くんです。とても澄んでいて、天使の歌声という感じ。そんなすごい人の歌を聞けたなんて、いい記念になりました。まだ新星だから、チケットもあっさりとれたのかも。ドミンゴクラスになったら、とれないんでしょうねー。
 ペルーのかただったのか。名前だけ見て、スペインとかポルトガルの人だと思ってました。
 そうですね。完璧を求める人にとっては、わたしの席だと左端が切れるし、マンションの4階くらいから見下ろすようなものだから、「ちゃんと見えない」となるかもしれませんが、実際、上から見下ろす方が舞台全体がよく見えるし、音も上に向かって響いてくるので、歌を楽しむなら、ひょっとして安い上の席の方がよく響くのかも、と思いました。
 日本にもこういう劇場ないかな〜。